記録映画のアーカイブを活用して、映像を用いた多様な研究・教育の可能性を再発見する連続ワークショップ(研究上映会)。その第3回は関東大震災の記録映画を特集します。
日本の記録映画の実質的なスタートといわれる1923年の関東大震災の記録は数人のカメラマンによって撮影されました。その後、そのフィルムをもとに無数の複製・改変作品が生まれ、映画会社や個人に引き継がれて今日まで残されました。
東日本大震災から4年の節目となる今回のワークショップでは、保存活動の中で新たに発見された関東大震災の記録映画を上映します。ゲストには東京国立近代美術館フィルムセンターの大澤浄さんを迎え、震災映像を記録する意味や、保存の問題について考えます。
記録映画アーカイブ・プロジェクト
第3回ミニワークショップ「関東大震災の記録」のお知らせ
日時:2015年3月13日(金)18:00-20:00(開場は17:30)
場所:東京大学本郷キャンパス 工学部2号館9階92B教室
上映:
「関東大震災の記録」(東京カラーフィルム所蔵、55分)
「大震災」(英映画社所蔵、3分)
「関東大震災」(熊本市博物館所蔵、8分)
*いずれも今回新たに発見された作品です。
お話:大澤浄さん(東京国立近代美術館フィルムセンター研究員)
定員:80名(当日先着順)
*参加無料・申込み不要。満席となった場合、ご入場できないことがありますのでご了承ください。
主催:
記録映画アーカイブ・プロジェクト(東京大学大学院情報学環丹羽美之研究室)
記録映画保存センター
お問い合わせ:
記録映画保存センター(運営窓口)
Tel: 03-3222-4249
Email: center_otoiawase@kirokueiga-hozon.jp