テレビ時代劇はどこにいく

早いものでもう12月。雑誌はすでに新年号に突入です。というわけで、「GALAC」の2012年1月号が発売されました。今月号の巻頭記事は「時代劇はどこにいく」。国民的人気番組として親しまれてきた「水戸黄門」の終了で、地上波民放のゴールデンタイムから時代劇のレギュラー枠が消えることになりました。

理由は視聴率の低迷と言われていますが、一方で「時代劇専門チャンネル」の加入者は右肩上がり。「JIN」などこれまでの枠にとらわれない時代劇や多くの新作映画も生まれています。いま時代劇に何が起こっているのか。時代劇の歴史と今後の行方を、時代劇評論家のペリー荻野さんが考察してくれました。

また、第49回ギャラクシー賞の上期入賞作品も発表されています。テレビ部門では、下記のドラマやドキュメンタリーが選ばれました。どれも見応えのある番組ばかりです。この他、ラジオ部門、CM部門、報道活動部門の入賞候補作品が掲載されています。下期も含めた年間の総合結果は2012年7月号で発表されます。

・テレメンタリー2011「続・命てんでんこ〜津波と歩んだ人生」(岩手朝日テレビ)
・ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図〜福島原発事故から2ヶ月」(NHK)
・「鈴木先生」(テレビ東京 「鈴木先生」製作委員会)
・NHKスペシャル「果てなき苦闘 巨大津波 医師たちの記録」(NHK)
・「世界が私を待っている〜前衛芸術家 草間彌生の疾走」(NHK NHKエンタープライズ ホームルーム)
・「それでも、生きてゆく」(フジテレビジョン)
・「階段のうた season4」(TBSテレビ イースト・エンタテインメント)

「GALAC」の詳細はこちら
http://www.houkon.jp/

時代劇はどこにいく/ペリー荻野

第49回[上期]ギャラクシー賞
テレビ部門
ラジオ部門
CM部門
報道活動部門
選考を終えて 上滝徹也/桜井聖子/五井千鶴子/碓井広義

第13・14回ラジオ「ギャラクシー賞入賞作品を聴いて、語り合う会」報告/木原 毅