こんにちは、博士課程の蓼沼です。私たちのゼミでは毎年夏休みにゼミ合宿を行っています。この記事では、新潟県の越後湯沢で行った今年の合宿の様子をレポートします。
合宿のメインイベントは、修士論文を執筆しているゼミ生の発表です。持ち時間は一人あたり2時間半。長いように思えますが、実は毎回、時間が足りなくなります。
普段のゼミ発表より長い時間が取れるのが、ゼミ合宿の良いところです。発表者が執筆した原稿をじっくり読んだり、分析対象の素材(映像や音楽、記事など)を実際に見たりしながら、一段階深い議論を行います。この合宿を経て、本格的な執筆作業に入ることになります。
今年は2人が発表してくれましたが、ふたりとも前回の発表からさらに分析や執筆が進んでいて、合宿に向けてしっかり準備していたことが伝わってきました(去年修論を書いていた私は、新幹線のなかでまだレジュメを修正していた記憶が…)。
ゼミでは湯沢町の公民館をお借りしました。お世話になりました。
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発表と議論の後は温泉宿に移動しましたが、夜ご飯の会場での「おもてなし」にびっくり!
用意していただいたこちらの横断幕は、記念に持ち帰りました。お料理も本当に美味しく、特にコシヒカリのごはんが最高でした!
2日目にはロープウェイで湯沢高原を散策し、景色と涼しさを楽しみました。
越後湯沢はスキー場で有名な場所ですが、夏場に訪れても楽しめます。駅の施設も充実していて、「ぽんしゅ館」で日本酒の試飲や、糀を使ったソフトクリーム、酒風呂などがありました。
丹羽ゼミ所属のゼミ生のテーマは幅広いため、日頃は皆で集まって作業するというより、それぞれが自分の研究を進めることが多くなります。だからからこそ、年1回の合宿で長く一緒に過ごせる時間は貴重だと感じます。
合宿は毎年違う場所で開催するルール(?)があるのですが、候補地がだんだんと少なくなってきたことに悩んでいます。合宿をやっているゼミの学生さん、ぜひ情報交換しましょう!