こんにちは。今回のフィールドレビューは博士課程の柳が担当します。久しぶりに「行ってきました」シリーズでフィールドレビューを書いてみたいと思います。
先週末の6月15日~16日、吉祥寺の成蹊大学にて日本メディア学会の春季大会がありました。今回の大会は過去最多の参加者数を記録し、大学院生など若手研究者の方々にもたくさんご参加いただき、とても賑やかな雰囲気でした。で、今回はただ単に「行ってきました」ではなく、「発表してきました」&「運営してきました」のレポートになります。
まず、「発表してきました」について。今回、私は1日目の午前のセッションで博士論文の一部の研究成果を発表しました。これまでに何度か学会で発表する機会はありましたが、コロナ禍ですべてオンライン発表だったため、対面での発表は実は今回が初めてでした。初めての対面発表で緊張する!!と思いきや、研究室のみなさんや日頃お世話になっている方々がたくさん応援に来てくださったことがとても心強く、無事に発表を終えることができました。
また、会場からは貴重なコメントや質問もたくさんいただきました。学会という場で発表することで、ゼミや研究科の垣根を超えて、違う視点から自分の研究を見直すことはやはりとても貴重な経験であると改めて感じました。いただいたコメントやご指摘を大切にし、今後の研究の発展にいかしていきたいと思います。
続いて、「運営してきました」について。私はいま、日本メディア学会の事務局を務めているので、今回初めて対面での大会運営に関わらせていただきました。朝早くから集合し、受付や大会全体のオペレーションなどなど…バタバタしているうちに(発表もあった1日目は本当にほぼ小走りで移動)あっという間に2日間が過ぎました。これまでは様々な学会にただの参加者として参加していたため、運営の仕事を知る機会はありませんでしたが、今回は身体は疲れたものの、多くの学びのある、とても貴重な経験でした。もちろん、事務局だけではなく、様々な方面でご尽力いただいた先生方のおかげで素晴らしい大会になったと感じています。
また、今回は、コロナ禍以降初めて懇親会も復活していたのですが、なんと私がその懇親会の司会を務めることとなり…恥ずかしい思い出の1ページをみなさんの前で披露することになりましたが(泣)、でもそれも含めてとても楽しい時間でした!
参加者でもあり、発表者でもあり、運営側でもあり…人生でここまで濃い2日間はあるだろうかと思いましたが、とても楽しく充実した、忘れられない学会大会でした。ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました!