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ワークショップ 「物語としてのPR映画」

作者: Wang Le | 2017年3月30日Posted in: 記録映画アーカイブ

記録映画のアーカイブを活用して、映像を用いた多様な研究・教育の可能性を再発見する連続ワークショップ(研究上映会)。第8回目は、企業によって製作された劇映画仕立てのPR映画を取り上げます。

昭和30年代――。「もはや戦後ではない」新しい社会の建設がスタートしました。そんな中、経営者たちによって支持され、企業の重要なコミュニケーション戦略となったのが、アメリカから輸入された「パブリック・リレーションズ」、略して「PR」でした。

なかでも注目されたメディアは映画でした。造船、鉄鋼、繊維、化学、電力など、主要産業は、当時「産業映画」とも呼ばれたPR映画の製作に力を注ぎ、年間百数十本をこえるPR映画が作られました。

今回のワークショップでは、それらの中から、一風変わった劇映画仕立てのPR映画2本を紹介・上映します。物語としてのPR映画を通じて、企業がいかに公衆(あなた)との関係を築き、企業や産業界のアイデンティティ(わたし)を形成しようとしたかを考えます。

記録映画アーカイブ・プロジェクト 第8回ミニワークショップ
「物語としてのPR映画――企業がつくり上げる『わたし』と『あなた』」

日時:2017年4月28日(金)18:00-20:30(開場は17:30)

場所:東京大学本郷キャンパス ダイワユビキタス学術研究館 ダイワハウス石橋信夫記念ホール
*前回とは違う会場です(春日門を入って左側)

定員:80名(当日先着順。定員になり次第、締め切り)

上映:『みち子の夢』(1955、東京電力、岩波映画製作所、18分、カラー)
   『おやじの日曜日』(1959、石川島播磨重工業、桜映画社、29分、白黒)

お話:河炅珍(ハ・キョンジン)さん(東京大学大学院情報学環助教)
*当日は特別に、河炅珍さんの近著『パブリック・リレーションズの歴史社会学――アメリカと日本における〈企業自我〉の構築』(岩波書店、11,340円)を、著者割(20%OFF)にて販売します。

主催:記録映画アーカイブ・プロジェクト(東京大学情報学環丹羽美之研究室)

お問い合わせ:
記録映画保存センター(運営窓口)
Tel:03-3222-4249
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