2022年3月18日から3月24日まで、東京のヒューマントラストシネマ渋谷で、TBSドキュメンタリー映画祭2022が開催されます。テレビ番組の続きやその先を取材し、映画化するプロジェクトで、昨年に続き2回目の試みとなります。3月4日から公開中の映画「ムクウェゲ 『女性にとって世界最悪の場所』で闘う医師』」をはじめ、全11作品が上映されます。
テレビ番組を劇場公開し、さらにはオンライン配信もしてしまうというユニークなイベント。こうなると、私たちが観ているものは、はたしてテレビ番組なのか、映画なのか、配信動画なのか。。。こうした混沌としたチャレンジそれ自体が、メディアの今を映し出していて面白いですね。
TBSドキュメンタリー映画祭2022公式サイト
https://www.tbs.co.jp/TBSDOCS_eigasai/
また、引き続き、3月24日から3月27日には、福岡でもTBS×RKBドキュメンタリー映画祭が開催されます。こちらではRKB毎日放送の名物ディレクターだった木村栄文さんの貴重な作品の数々も上映されます。パンフレットには、以前に私が書いた栄文さんについての評論も掲載していただきました。こちらのイベントもオンライン配信があるそうです。
TBS×RKBドキュメンタリー映画祭公式サイト
https://rkb.jp/fukuoka_docs/
さらに、2022年3月25日からは、テレビディレクターの信友直子さんが、認知症を患った母親と年老いた父親による老老介護の日々を、自らのカメラで記録した映画「ぼけますから、よろしくお願いします。〜おかえりお母さん〜」が、全国の劇場で順次公開されます。
本作は、2018年に劇場公開され、大ヒットを記録した映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」の待望の続編です。今回、私は「哀しみとおかしみを抱きしめて」という短い文章をプログラムに寄稿させてもらいました。こちらの映画もお見逃しなく！
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。〜おかえりお母さん〜」公式サイト
https://bokemasu.com