毎日放送「映像」シリーズ40年

大阪の毎日放送(MBS)が1980年から制作・放送しているドキュメンタリー番組「映像」シリーズが今年で40年目を迎えました。関西エリアのみの深夜ローカル放送ながら(それゆえに?)、骨太なテレビ・ジャーナリズムを貫いてきたシリーズとして、高く評価されています。

先日、40周年を記念して、これまでに放送してきた486本の全タイトルと内容を掲載した冊子『映像シリーズ40年 関西発ドキュメンタリー 〜時代を映し続けて〜』(毎日放送報道局 ドキュメンタリー報道部)が発行されました。私も短い文章を寄稿させてもらいました。冊子は同番組の公式サイトからダウンロードすることができます。また12/13、12/20には記念上映会&シンポジウムも企画されています。

今年刊行された拙著『日本のテレビ・ドキュメンタリー』では、「映像」シリーズについて詳しく触れられませんでしたが、日本のテレビ・ジャーナリズムを語る上で、欠かせない番組であることは言うまでもありません。いつか本格的に論じてみたいと思います。