広島テレビ放送が、8月5日より同社のウェブサイトで、原爆関連ドキュメンタリーの英語版を無料公開しています。
今回公開されたのは、下記の6作品。
1. US POWs and the A-bomb(「被曝米兵」2016)
2. Carved in Stone(「いしぶみ」2015)
3. Ishibumi(「碑(いしぶみ)」1969)
4. Homeward Bound(「家路」1977)
5. Streetcars and School Girls(「チンチン電車と女学生~2003・夏・ヒロシマ」2003)
6. A Message from the Vanished Streets of Hiroshima(「消えた街並みからのメッセージ~CGでよみがえる8月6日~」2005)
原爆で命を落とした旧制広島二中1年生の遺族から寄せられた手記を、女優・杉村春子が朗読したドキュメンタリー「碑」(1969)や、それを綾瀬はるかの朗読で映画監督・是枝裕和がリメイクした「いしぶみ」(2015)など、名作の数々をネットで見ることができます。
今回のネット公開は広島テレビの開局55周年事業「Message from Hiroshima」の一環として実現。公開に合わせて、米ニューヨーク・タイムズ(8/5付け)にも広告を掲載したそうです。キャッチコピーは”We should not lose a single human life to nuclear weapns”.(人は、核で死んではならない。)。
広島の地元ローカル局による意欲的な取り組み。ぜひご覧ください。
特設ページはこちら。
http://www.htv.jp/hiroshima
“Carved in Stone”
“Ishibumi”