「GALAC」の2012年5月号が発売されました。今月号の特集は「どうなるラジオ、どうするラジオ」。ラジオというメディアを取り巻く現状や問題点をレポートしています。
大震災でその役割と価値が見直されたラジオ。しかしスポンサーのラジオ離れは止まらず、低落傾向に歯止めはかかっていません。番組制作費のカット、リスナーのラジオ離れ、合併や分社化などの動きも進んでいます。
ラジオの将来像をどう描いていけばいいのか。ラジコやデジタルラジオの行方は?その最新動向や問題点に厳しく斬り込むとともに、ラジオの生き残り、再生に向けたアイデアをさまざまな立場の人びとに聞きました。
特集 どうなるラジオ、どうするラジオ
ラジオの役割は見直されたのか/高瀬 毅(ジャーナリスト)
ラジオの危機をどうする?
デジタル化で再びブームを/一力敦彦(東北放送)
安く、深く、ブランディングできる/生野 徹(東京ガス)
局自身が情報告知不足の解消を/奥 律哉(電通)
制作現場から
テーマを絞って掘り下げる効果/鳥山 穣(TBSラジオ)
根っこはローカル、視点は世界/比嘉京子(琉球放送)
自己完結せず他メディアとの接点を探れ/茅原良平(日本大学)