「GALAC」の2012年4月号が発売されました。今月号の特集は「地域を創るメディア」。ローカル放送局における地域再生の取り組みを様々な角度から紹介しています。
産業の空洞化、人口の高齢化・過疎化が進み、地域社会が急速に衰退している日本。一方、ローカル局はデジタル化投資と広告不況を背景に、極端な減量経営を迫られています。地域社会とともに生きるローカル局はこの状況をどう打破すればよいのでしょうか。
この特集では、東日本放送の里山保全活動、富山テレビの観光アニメプロジェクト、山陽放送の豊島産廃報道、日本海テレビの校庭芝生化運動、南日本放送の集落再生活動など、放送局が当事者として地域づくりに積極的に関わっているいくつかのユニークな事例を紹介しながら、これからローカル放送がどのように地域社会と向き合っていけばよいのかを考察・提言しています。
どれも気迫と愛情のこもった論考ばかり。ローカルメディアの将来を考えるヒントが満載です。ぜひご覧ください。
特集 地域を創るメディア
ローカル局による地域創りに向けて／藤田真文
地デジ時代におけるローカル局の役割／樋泉 実
［東日本放送］グリーンキャンペーン／中村麻美
［富山テレビ］観光アニメプロジェクト／青柳良明
［山陽放送］豊島産廃事件報道／曽根英二
［日本海テレビ］全国「校庭芝生化」運動／古川重樹
［南日本放送］小さな集落の再生活動／山縣由美子
“当事者”の志を拓く力・閉ざす力／田原茂行
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追悼 市川森一／山田太一
国際テレビ番組会議「東京TVフォーラム」／矢島良彰