新しい年がはじまりました。みなさんにとって、2012年が希望のある年になりますように。今年もどうぞよろしくお願いいたします。さて、「GALAC」の2012年2月号が発売されました。今月号は「番組難民」を特集しています。
BSの新規開局など多チャンネル化がますます進んでいます。選択肢が増えるのはうれしいけれど、膨大なチャンネルの中から見たい番組を探し出すのはなかなか大変です。もしかしたら、見たい番組にうまくたどりつけない「番組難民」が増えているのではないでしょうか。
いま視聴者は見たい番組をどのように探しているのでしょうか。番組選びの決め手となる番組情報はどのように視聴者に伝えられているのでしょうか?面白い番組や見たい番組の情報は、視聴者にきちんと届いているのでしょうか?デジタル時代、多チャンネル時代を迎えて様変わりする番組情報のあり方について考えてみました。
特集 「番組難民」増殖中!?
多チャンネル時代の新たなる不幸/渡辺久哲
変わりゆく「番組情報ビジネス」最前線/高橋孝輝
“視聴者”発!番組情報の影響力/桧山珠美
テレビ局の番組広報は視聴者に届いているか?/滝野俊一
第11回 日韓中テレビ制作者フォーラム
震災報道から見えた 日韓中ジャーナリズムの壁と可能性/村上雅通