これまで4年間、12回にわたり開催してきた記録映画アーカイブ・プロジェクトのワークショップは好評裏に終了しましたが、装いも新たに小規模のワークショップ(研究上映会)を再開しました。
第2回目となる今回は「記録映画の新しい活用例(1)ー白黒フィルムのカラー化」と題して、記録映画のカラー化の試みについて考えます。
20世紀は映像の時代と言われ、多くの記録映画が制作されました。しかし1950年代までその多くはカラーでなく白黒で記録されてきました。いまこれらの白黒フィルムをカラー化する試みが、ヨーロッパのテレビを中心に、注目を集めています。
今回のワークショップでは、先頃放送され反響を呼んだNHKスペシャル『カラーでよみがえる東京』を上映します。ゲストにはこの番組を担当した岩田真治さんをお招きし、カラー化の意味や課題、今後の展開についてお話を伺います。
記録映画アーカイブ・プロジェクト 第2回ミニワークショップのお知らせ
日時:2014年12月12日(金)18:00-20:00(開場は17:30)
場所:東京大学本郷キャンパス 工学部2号館9階93B教室
http://media-journalism.org/access
上映:NHKスペシャル『カラーでよみがえる東京 ー不死鳥都市の100年ー』
(2014年10月19日放送、NHK総合、73分)
ゲスト:岩田真治さん(NHKディレクター)
定員:80名(当日先着順。定員になり次第、締め切り)
*参加無料・申込み不要。満席となった場合、ご入場できないことがありますのでご了承ください。
主催:
東京大学大学院情報学環記録映画アーカイブ・プロジェクト
記録映画保存センター
お問い合わせ:
記録映画保存センター(運営窓口)
Tel: 03-3222-4249
Email: center_otoiawase@kirokueiga-hozon.jp