学生たちが制作したドキュメンタリーが、第31回「地方の時代」映像祭(主催:日本民間放送連盟、日本放送協会、日本ケーブルテレビ連盟、関西大学、吹田市)の映像コンクール(市民・自治体・学生部門)に入選しました。
入選したのは「震災シューカツ3.11ーとある就活生の場合ー」という12分の作品。震災直後の不安定な日々の中で就職活動を続ける一人の大学生を取材したドキュメンタリーです。震災後に彼が直面した困難や戸惑い、仕事観や人生観の変化が、学生の等身大の目線で捉えられています。
制作したのは、菰田奈菜子さん(教育部)、並河洸さん(教育部)、揚俊太郎さん(学際情報学府)、渡邊翔さん(教育部)の4人。2011年度前期の授業(学府と教育部の合併授業)を受講した大学院生と学部生の混合チームです。映像作品を作ったのは初めてで、本人たちも予想外の受賞に驚いていました。
「地方の時代」映像祭は「地域・地方からわが国のあり方を問う」というテーマを掲げ、1980年から続く歴史のある映像祭です。毎年、全国各地の放送局、自治体、市民から、意欲的な映像作品が集まることで知られています。
今年の「地方の時代」映像祭は2011年11月19日(土)から25日(金)まで、関西大学千里山キャンパスで開催されます。贈賞式やシンポジウムは19日(土)、また期間中には受賞作品の上映会やワークショップも行われます。
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