第10回「みんテレ」のお知らせ

テレビアーカイブ・プロジェクトでは、第10回「みんなでテレビを見る会」を下記のとおり開催いたします。お誘い合わせの上、ご参加いただければ幸いです。

テーマ:「大島渚のテレビ・ドキュメンタリー」

日時:2013年1月25日(金)18:00-20:30
場所:東京大学本郷キャンパス 工学部2号館9階92B教室

上映:『忘れられた皇軍』(1963年 / 25分)
   『青春の碑』(1964年 / 40分)
ゲスト:濱崎好治さん(川崎市市民ミュージアム)

内容:
テレビアーカイブを活用して、みんなでテレビ番組を見て語り合う連続ワークショップ。第10回は、映画監督の大島渚が制作し、『ノンフィクション劇場』(日本テレビ)で放送された2本のドキュメンタリー番組を取り上げます。

松竹ヌーヴェルヴァーグの旗手と評され、『日本の夜と霧』などで有名になった映画監督の大島渚ですが、実は彼は60年代に牛山純一とタッグを組んで、テレビで数々の優れたドキュメンタリー番組を作り出しました。

なかでも、今回上映する『忘れられた皇軍』は、大島がテレビ草創期に手がけた伝説的なドキュメンタリー番組のひとつです。『青春の碑』とともに、彼がその後にアジアや韓国への関心を深めるようになった原点ともいえる番組です。

ゲストには川崎市市民ミュージアムの学芸員であり、大島渚のテレビ作品の保存に取り組んできた濱崎好治さんをお招きし、番組制作に関するエピソードや、大島とテレビの関わりについて議論したいと思います。

主催:
テレビアーカイブ・プロジェクト
(東京大学情報学環丹羽研究室)

お問い合わせ:
テレビアーカイブ・プロジェクト
tvarchive.project@gmail.com