教育部研究生になりませんか?

学部生や社会人のみなさん!ご存知のとおり情報学環は学部を持たない独立大学院ですが、実は学部レベルの教育を行う「教育部研究生」という副専攻的な位置づけの教育プログラムがあります。学部生や社会人でも教育部研究生になれば、情報学環で学ぶことができるのです。

定員は約30名。1月に願書受付、2月に試験があります。現在、平成30(2018)年度の情報学環教育部研究生募集要項が学環ウェブサイトにアップされています。教育部研究生になりたい人、興味のある人はぜひチェックしてみてください。

教育部研究生入学試験の概要(募集要項)
情報学環教育部の説明

「情報学環教育部って何?」「よくわからない!」という人のために、教育部研究生自治会が発行しているパンフレットに掲載した文章を貼り付けておきます。参考にしてください。

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情報学環教育部は、メディアやジャーナリズム、情報やコミュニケーションについて専門的に学ぶことができる2年間の教育プログラムです。大学2年生以上であれば誰でも(ただし大学院生はのぞく)、この教育部の「研究生」になって学ぶことができます。しかもその門戸は、東京大学の学生はもとより、他大学の学生、社会人などにも広く開かれています。様々な異なる背景を持った人たちが集まる、とてもユニークな学びの場です。

教育部の歴史は古く、その起源は、1949(昭和24)年の東京大学新聞研究所の設立にまでさかのぼります。それ以来60年以上にわたって、多くの優れた人材をジャーナリズム、マスメディア、ICT業界などに輩出してきました。メディアやジャーナリズムについて専門的に学べる学部を持たなかった東京大学において、教育部はジャーナリストやメディア実務家の養成機関としての役割も果たしてきました。

教育部には、実務と学問双方の世界において第一線で活躍する講師陣が揃っています。現役の新聞記者やテレビ制作者、広告クリエイターらが、多彩な授業を開講しています。また講義や座学だけでなく、手足や身体を動かしながら学ぶ実習やワークショップなど、実践的な授業が数多く開講されるのも大きな特色のひとつです。ここでは少人数の恵まれた環境のなかで、密度の濃い学びを経験することができます。

情報学環教育部は、このようにユニークで充実した教育プログラムです。私たちは知的好奇心に溢れ、意欲に満ちたみなさんのチャレンジをお待ちしています。

2017年度教育部委員会委員長
情報学環・准教授
丹羽美之

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