BS放送は生き残れるか

放送批評誌「GALAC」の2012年9月号が発売されました。今月号の特集は「BS多チャンネル時代がやってきた」。チャンネル数の増加で急速に存在感が高まりつつあるBS放送の現状を詳しくレポートしています。

2011年10月に続いて、今年3月にも新たなチャンネルが開局し、BSデジタル放送は全31チャンネルになりました。テレビの視聴率調査でも、地上波以外のBSなどを見たことを示す「その他」視聴率が急上昇しています。

今後、生き残りをかけて激しい競争が予想されるBS放送。一方で、地上波とは異なる独自の放送文化や放送ジャーナリズムの発展にも期待がかかります。デジタル多チャンネル時代に突入したBS放送の課題と展望を探ります。

ちなみに、4年間にわたって続けてきた編集長の仕事も、今月号でようやく最後となりました。無事「完走」できてホッとしています。お世話になったみなさんにこの場を借りて改めてお礼を申し上げます。

特集 BS多チャンネル時代がやってきた

BSパラドックスを乗り越えろ
/川喜田 尚 (ジェイ・スポーツ経営戦略部)

インタビュー・BS市場の拡大を見込みCSから進出
/住友裕郎(スカパーJSAT取締役)

BS全局まるわかりアンケート

さまざまに深く、さまざまに尖れ
/吉岡 忍(ノンフィクション作家)