2月6日、メディアスタジオのクリエイティブ・ワークショップ第一弾として、ニッポン放送との共同企画「スマホだけでつくってみよう、2分動画」(メディアスタジオ、丹羽研主催)をオープンスタジオにて開催しました。
「MY HOMETOWNとしての東大」をテーマに、参加者はアイデア作りから撮影、編集、投稿までをスマートフォンだけで行い、2分間の映像作品を制作しました。参加者は駒場キャンパスに通う学部生、大学院生、情報学環教育部研究生、特任研究員など所属や年齢も幅広く、それぞれが個性的なラジオへの思い入れを持って、グループで協力しながら制作を進めていきました。
ニッポン放送のプロデューサーである鳥谷規さんのアドバイスのもと、参加者は東大や本郷の街にまつわる日常的な経験や引っかかりを種に企画を育てていきました。また映像制作未経験者も多い中、ゲスト講師で映像作家の亀山睦実さんによる撮影、編集技法のレクチャーを受け、各チームが伝えたいものを活かすための表現方法を実践していました。
全4チームが「憧れ」、「ライフライン」、「行きつけのお店」、「通学路」と独自の視点と切り口を持った作品を完成させ、上映会も驚きや笑いの声が響いて大いに盛り上がりました。半日という短い時間でしたが、参加者同士の協働を通じて、それぞれが自分の生活や普段考えていることを作品という形にすることができ、充実したワークショップとなりました。(記事:堀越伶、写真:荒井俊)