東京大学大学院情報学環では、ジャーナリストや映像クリエイターを目指す学生のための活動拠点として「東京大学情報学環メディアスタジオ」が竣工しました。これを記念して『表現に力ありや ―「水俣」プロデューサー、語る―』の上映会を開催します。
この映画は、『沖縄列島』(東陽一監督、1969年)や『水俣―患者さんとその世界―』(土本典昭監督、1971年)のプロデューサー・高木隆太郎を通して、プロデューサーの仕事を明らかにし、これから映画製作を目指す若者にプロデューサーの心を伝える作品です。
岩波映画製作所で出会った仲間とともに新しい表現を求めて自主製作・自主上映活動を展開した高木の映画製作手法を、関係者のインタビューと残された当時の作品映像などを織り交ぜながら今に甦らせていきます。
この作品は情報学環の「記録映画アーカイブ・プロジェクト」とも所縁のあった故・桂俊太郎氏の企画を受け継ぎ、記録映画保存センターの製作で完成しました。ぜひこの機会にご高覧ください。
東京大学情報学環メディアスタジオ竣工記念上映会
長編記録映画『表現に力ありや ―「水俣」プロデューサー、語る―』
日時:2016年4月29日(祝)、14:00-16:00(開場は13:30)
場所:東京大学本郷キャンパス ダイワユビキタス学術研究館内
ダイワハウス石橋信夫記念ホール
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_14_04_j.html
定員:100名(参加無料・申込み不要。当日先着順。
定員になり次第、締め切り)
上映:『表現に力ありや ―「水俣」プロデューサー、語る―』
(2016年、100分、プロデューサー:桂俊太郎・村山英世、
監督:井上実・片岡希)
主催:
東京大学情報学環
記録映画保存センター
記録映画アーカイブプロジェクト(丹羽研究室)
お問い合わせ:
記録映画保存センター(運営窓口)
Tel: 03-3222-4249
Email: center_otoiawase@kirokueiga-hozon.jp