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NYのマキノコレクションを訪ねて

作者: Morita Noriko | 2018年11月30日Posted in: フィールドレビュー

皆さん、こんにちは。今回のフィールドレビューは、博士課程の森田が担当いたします。私は先日、人生初のニューヨークに行ってきました!その目的は、コロンビア大学に所蔵されているマキノコレクションの調査です。

マキノコレクションは、映画史家の牧野守氏が長年にわたって収集した8万点に及ぶ日本映画関連の資料群のコレクションです。戦前から戦後までのさまざまな製作会社の内部資料やパンフレットから、製作者らのシナリオや私信、珍しい雑誌記事の切り抜きまで、とても幅広い資料が丁寧にアーカイブされています。とくに、ドキュメンタリー映画や小型映画といった劇映画以外のジャンルや、劇映画についても社会的な観点を持つ資料が充実していることが特徴です。

こちらがマキノコレクションを所蔵している東アジア図書館です。とても歴史のある建築物で、重厚な雰囲気に包まれています。この図書館だけではなく、コロンビア大学はキャンパス全体の色調が統一されていて、非常にクラシックな空間になっています。

その歴史的な空間の中で、学生たちが思い思いに休憩したり、本を読んだりしている姿がとても印象的でした。日本の大学よりも開放的なムードがあり、晴れた日は大きな外階段でくつろいでいる人が大勢います。私もその中に交じって、学内のカフェで売っている寿司ロールを食べてみました(見た目以上に美味しかったです!)。

こんなふうにアメリカの名門大学の伝統を肌で感じながら、貴重な資料を収集することができて、とても有意義な海外調査となりました!コロンビア大学はもちろん、ニューヨークの街そのものも非常に多面的で見どころ満載で、ぜひまた訪れたい場所です。締めくくりに、エンパイアステートビルからの夜景をお楽しみください。