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フクちゃんとアンパンマンぜよ

作者: Takagawa Fumika | 2018年10月15日Posted in: フィールドレビュー

こんにちは。今回のフィールドレビューを担当致します修士1年の高閑者です。みなさんはマンガはお好きでしょうか?今回は私が夏に訪れた「横山隆一記念まんが館」と「香美市立やなせたかし記念館」についてご紹介したいと思います。

この夏、私は四国・高知県に行きました。一つ目の目的は高知市内にあります「横山隆一記念まんが館」です。横山隆一とは、毎日新聞にて1956年〜1971年まで連載していた4コママンガ『フクちゃん』などで有名な漫画家です。新聞4コマで思い浮かぶのは一般的に長谷川町子『サザエさん』かもしれませんが、『フクちゃん』もアニメーション化・映画化されているとても面白い作品です。

 

まんが館入口にはたくさんの土佐の魚がついたモニュメント『魚々タワー』があり、一定時間になると歌い始めます!初めて聴いたときは「なんだこれは...」と驚きましたが、しばらくいると心地よい歌になってしまいました。なんとこの『魚々タワー』テーマソング『We Love Oceans & Fishes』はゴダイゴのタケカワユキヒデが作詞・作曲だったのです!クセになる理由がここにありました。

館内には横山の幼少期から晩年までの作品や「漫画集団」に関する資料、そして『フクちゃん』コーナーの「フクちゃん通り」などが常設展示されています。

私が訪れた期間では「ゆかいな隆一えほん展」も開催されていました。(現在は終了しています。)ここでは漫画家であり、絵本作家でもある横山隆一のこれまで手掛けた数多くの絵本作品が展示されていました。

次に『アンパンマン』で有名なやなせたかしの世界を体験できる「香美市立やなせたかし記念館」へ行きました。「香美市立やなせたかし記念館」は「アンパンマンミュージアム」「詩とメルヘン絵本館」を中心とした施設です。こちらは撮影可ですが、ブログ等への掲載は禁止されているため、代わりに高知駅前のアンパンマン列車ひろばを載せます。

「アンパンマンミュージアム」は、一度でも『アンパンマン』を見たことがある方なら大興奮の施設だと思います。やなせたかしによる絵本の原画展示やミニシアター、そして館内とその周辺にアンパンマンキャラクターのオブジェなどがあります。観光パンフレットには滞在時間の目安として2〜3時間とありましたが、大のアンパンマンファンの私は丸一日かけて鑑賞しました。

また、やなせたかしは『アンパンマン』だけではありません。「詩とメルヘン絵本館」にて開催していた「詩とメルヘン絵本館20周年『詩とメルヘン』とやなせたかしの歩み展」(現在は終了)では、漫画家や編集者、詩人としてのやなせたかしを知ることができました。

横山隆一もやなせたかしも、漫画家、絵本作家、アニメーション作家など様々な面を持ち、全て同一人物なのかと疑ってしまうほど作風の振り幅があります。こうした美術館を訪れてみて、二人ともどの作品にも一貫して読み手である大人や子供達を楽しませようというテーマがあるのではないかと感じました。