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新しい全録機とテレビ研究

作者: Hasegawa Yutaka | 2015年10月26日Posted in: フィールドレビュー

こんにちは。修士課程2年の長谷川です。さわやかな秋晴れの続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

大学では冬学期に入り、迫り来る修士論文の〆切に怯える毎日を過ごしています。コモンズで毎日、論文を書いては書き直し、章構成を立て直し、本当に1月までに描き上げられるのかと不安に苛まれる毎日です。

私の研究テーマは「通信と放送の融合下におけるテレビニュースの内容と型式の変化」です。ネットと連動した視聴者参加型報道番組を対象として、視聴者のコメントによる参加と番組側の引用が、どのような機能を果たしているのか、内容分析を用いて実証的に明らかにしようと試みています。テレビニュースの映像を分析することが主な作業になり、膨大な量の映像と日々向き合っています。

以前のフィールドレビューでは、こういったテレビ番組を対象とした研究のための強力な武器として全録レコーダ「SPIDER」があることをご紹介しました。この度、全録レコーダ「SPIDER」に代わって新しい全録機が学府で使用できるようになったため、簡単にレビューしてみようと思います。

その名は「Max Channel」です。地上波7局(NHK総合・教育、日テレ、テレ朝、TBS、フジ、テレ東)を10週間保存しています。「SPIDER」との最大の違いは"利便性"です。以前の「SPIDER」は綺麗で高精細な映像を閲覧出来ましたが、書き出しに時間がかかりました。「Max Channel」は圧倒的転送スピードと汎用性の高い書き出し方法が、使い易さの向上に貢献しています。1時間のニュース番組を5分もかからず転送でき、MPEG2でUSBメモリに書き出し、パソコンで映像を閲覧することも可能です。

Blu-ray Discに膨大な時間をかけて転送していた「SPIDER」より、私のような研究目的では「Max Channel」の方が使い勝手が良いです。しかし、例えば映像の表現方法を精緻にするような場合、「Max Channel」の粗い映像は適さないかもしれません。研究の目的によって是非はありますが、私のように大量のテレビニュース映像を見て、構成表を作成する(映像及び音声によって伝達されるテレビの情報を文字化ないし記号化を行い、一覧できる形に変換する)場合、「Max Channel」はまさに打ってつけです。

「Max Channel」を用いて研究に打ち込み、成果を出せるよう日々邁進しています。修士課程最後のラストスパート、全力で駆け抜けて良い修士論文を書き上げたいと思います。