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丹羽研合宿 早秋の伊香保へ

作者: Yamanaka Koji | 2013年9月28日Posted in: フィールドレビュー

日本各地に猛威をふるった台風18号が雲をはらい、快晴となった9月17日。私たちは新宿から高速バスに乗り、伊香保へ向かいました。この日から2泊3日の夏合宿です。

17日の伊香保は最高気温が26度ほど。涼しい風が、秋の訪れを予感させます。秋といえば、「行楽の秋」「文化の秋」「食欲の秋」「勉強の秋」など、さまざまな言葉が冠せられますね。振り返ると今年の夏合宿は、一足先に秋を満喫した、といえるかもしれません。

行楽の秋

伊香保では温泉はもちろん、さまざまな行楽が楽しめます。私たちが足を運んだのは、伊香保グリーン牧場。榛名山麓に広がる大自然の中で、動物とのふれあいやパターゴルフなどのアクティビティを楽しめます。

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私たちも仔牛の哺乳体験や乳搾り体験、羊やヤギとのふれあい

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BBQを楽しんできました。

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文化の秋

合宿はちょうど伊香保まつりの期間と重なっていました。伊香保まつりは、承和2年(835年)から続く、伊香保神社の例大祭です。毎年9月18日が宵祭り、19日がメインの例大祭、20日に最終日が行われます。

いちばんの見どころは、子供から大人までが腰でもみあいながら、365段石段をのぼり、神社に神輿を奉納する「樽神輿渡御」。残念ながら私たちは19日のこの「樽神輿渡御」は見れませんでしたが、18日の宵祭りに足を運びました。幸運なことに、この日も石段には2基の神輿が出ていました。 

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もう、押し合いへし合い。京浜東北線の通勤ラッシュがかわいく思えます。なんたってこっちは、人々が石段から転げ落ちるんですから。 

ひょっとして、宵祭りに来ることができたのはラッキーかもしれません。ヨソ向けでない、地元のひとたちの素の姿に触れることができました。多くの観光客が来るであろう例大祭ではこうはいかなかったかも。

食欲の秋

今回宿泊したのは、「如心の里 ひびき野」。はっきりいって、合宿幹事さん、ここはおすすめです!露天風呂はひのき造りで風情があるし、スタッフの対応も温かみがある。

そして、料理が美味しい!旬の野菜が入った鍋や、上州牛のステーキ。

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ご飯はひとりひとり、目の前の窯で炊いたものをいただきます。 

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献立も、朝夕とも同じものはなし。最近はバイキングの宿が多いですが、ちゃんと考え抜かれた献立からはおもてなしの心を感じますね。

勉強の秋

もちろん遊んでばかりいたわけではありません。学生の本分たる勉学も、しっかりこなしてきました。丹羽研では、修論の提出を控えた修士2年生が2時間の発表をする、というのが夏合宿の慣例。今回は発表者が4人いたので、初日と2日目の二日間で計8時間はゼミをしていたことになります。

修士2年生は、2時間も発表できるだろうか、議論は盛り上がるだろうか、と気が気じゃありません。しかし、はじまってみれば心配も杞憂に終わりました。特に情報量の多さにおいて、おのおのの資料からは夏休み中の充実した調査が伺えます。

自然に、議論も盛り上がりました。「構成はこうしたほうがいいよ」「このデータおもしろいね」さまざまな意見が飛び交って、気付いたら2時間たっていたという様子でした。(盛り上がりすぎて写真撮影を忘れたくらいです。反省。)

2013年も夏、秋をすぎ、これから修士2年は修論提出へ向けて、執筆に追われる厳しい冬を越えねばなりません。それぞれが執筆に行き詰ったときに、この合宿を思い出して、「よしまた頑張ろう!」と思えたら、幹事としてこれ以上嬉しいことはありません。

そしてその先に待つのは、修論提出、旅立ちの春。修士2年生をはじめ丹羽研のメンバーが、笑顔で春を迎えられることを願うばかりです。