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東京の文化イベント

作者: Riku Lu Yijie | 2012年10月25日Posted in: フィールドレビュー

みなさん、こんにちは。今回のフィールドレビューは研究生のリクが担当させていただきます。今年の4月に丹羽研の研究生として入学し、色々勉強させていただき、お陰さまで修士課程の入学試験に合格しました。これからの2年間半で、丹羽研の皆さまと一緒に勉強出来ることを誠に嬉しく思っています。ぜひぜひ、宜しくお願いいたします。

先輩たちのフィールドレビューを拝見しまして、よく「研究」ということを随分深く考慮されているようです。これは、まさに今「研究」の門に立っている私にとって、考えなければならない言葉だとも思います。普通2年間の修士課程は、もし就職などの人生計画を入れて考えると、やはり留学生にとっては時間的に非常にきついなぁと思います。特に、勉強にも、人に慣れるにも、いつもスローペースである私にとって、外国人研究生という制度をこの1年間をよく利用して、しっかりと修士論文の準備をしたいです。

1年間と言っても、もう半分以上経ってしまいました。前期はほぼ受験勉強を中心に、社会学の知識について色々勉強しました。後期、つまり今学期は、メディア分野について色々勉強してみて、研究テーマを決定したいと思います。研究内容にも関わるかもしれませんが、確かに、丹羽研に入って、一番感じているのは、「研究」というものは決して山ほどの本の中においてのみ完成するものではなく、面白くて、いわゆる「生き生きとした研究」もたくさんあるということです。

特に、外国人留学生である私にとってはさらに強く感じられます。

社会科学の研究には、社会に対するセンシティビティーが求められていると思います。よくあるのは、自国の人たちにとって普通のものは、外国人にとってはインパクトがあるのです。また、知っていることが少ないので、何事にも好奇心を持ち、興味津々でいられる部分もあります。どんな専攻にしても、異文化コミュニケーションはすべての留学生の必修科目です。例えば、東京とは、殆どの外国人にとっては、「何とすごいシティだ」という感じがあります(日本人もそう思うかも知れませんが)。まずは政治、文化、経済の中心を据え、その豊かさをちゃんとここに住んでいる人々の生活までに浸透させているのが一番素晴らしいところだと思います。私が一番楽しんでいるのは、東京の文化イベントです!

ホラ、最近だけのイベントチラシだけでこれほど集まっています!

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もちろん、すべて行くことはできません(お金っ!財布がこっそり号泣しています)。ですが、最近行ってきた面白い2つの展示会を紹介させていただきます。1つ目は、こちらです。

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アド・ミュージアム東京特別企画展「日本のCMの全部1953―2012」です。

1953年から2012年まで、5つの時代ごとに分け、各時代に卓越したクリエーティビティによってテレビ・コマーシャルの世界を切り開き、今日まで牽引してきた5人(山川浩二氏、小田桐昭氏、宮崎晋氏、鏡明氏、佐々木宏氏)のロングインタビューの映像と、時代の代表作を流し、テレビCMの歴史を展示しています。彼らのクリエーティブ魂を伝えることで、これからの発展に対するような示唆が溢れているように見えました。また、コマーシャルワンダーランド『JACテレビ500選』を中心に、時代を彩った作品も紹介されています。

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【山川氏を中心とした1953年~64年くらいのCM観覧スクリーン】

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【「夢見るヒコーキ ANA」の記念モデル&企画案】

いつも真面目で真剣なイメージの日本人は、テレビCMを通じてクリエーティビティをたくさん見せているのだと感じました。本当に面白いです!一番薦めたい企画展なのですが、残念ながら、もう終わってしまいました...遅くなってすみません。

でももう一つまだ続いている展示会があります。 

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東京国立近代美術館フィルムセンターにおいて開催されている「日本映画の100年&日活映画の100年」という展覧会です。会場内の撮影は禁止でしたので、写真は撮れませんでした。展覧会は日本映画と日活映画の2つの部分があり、ここで日活の部分の構成を紹介します。

第1章 日活参上!――向島の時代

第2章 京都――"目玉の松ちゃん"から時代劇全盛期へ

第3章 多摩川――リアリズムを求めて

第4章 復活――"アクション"と"青春"の日々

第5章 模索――ロマンポルノの時代(18歳以上の方)

第6章 現代の日活

とても面白かったです。このような形で、楽しみながら、勉強にもなったと感じています。

ほかにも最近面白いと気付いたのは、今中国で半数以上の人が使っているWEIBO(TWITTERみたいなマイクロブログ)には、日本の主流メディアも相次いでアカウントを設立、特に朝日新聞は面白くて鋭い見地で、非常に大きな人気(フォロー)を呼んでいて、話題になります。

以上、バラバラですが、一人の在日留学生の研究感想と楽しみをみんなと分かち合わせていただきました。日本語はまだまだで読みにくいと思いますが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

PS:日中国交正常化40周年記念に、2012年10月6日から11月16日まで、「中国映画の全貌」という映画祭が新宿K's cinemaで開催され、『甦る!新中国草創期の中国映画』、『若き巨匠ジャ・ジャンク―VSワン・ビン』、『世界の映画作家』、『政治の嵐、そして...』、『現代中国の模様』、『少数民族の存在』、『現代中国恋愛事情』という7つのテーマに分かれ、中国・香港映画をおよそ46本も連続上映しています!中国社会、または中国の映画に興味がある方は、是非行ってみてくださいね。

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