NNNドキュメント共同研究

「NNNドキュメント」は日本テレビ系列の29局が制作する報道ドキュメンタリー番組です。1970年の放送開始以来、40年以上にわたって現代の日本社会を見つめ続けてきました。民放・NHKを含めて、日本のテレビで最も長い歴史をもつドキュメンタリー番組です。

これまでに制作された本数は2100本以上。取り上げたテーマは、事件や事故、医療や福祉、格差や教育、災害や戦争など、多岐にわたります。日本のテレビ番組で最初に国際エミー賞を受賞した『明日をつかめ!貴くん〜4745日の記録〜』をはじめ、数多くの優れた番組、個性的な作り手がここから生まれました。

また地域密着も「NNNドキュメント」の魅力のひとつです。全国のローカル・テレビ局がそれぞれの地域の課題に向き合い、息の長い取材を続けてきたという意味で、「NNNドキュメント」はローカル・ジャーナリズムの歴史そのものであり、地域社会の貴重な記録でもあります。

このプロジェクトは、「NNNドキュメント」のアーカイブ整備を支援すると同時に、番組を研究・教育に有効活用するための様々なパイロット研究を実施します。東大でのオムニバス授業「NNNドキュメントで見る現代日本」(2013年度)の開講をはじめ、「NNNドキュメント」の研究・教育活用の可能性を様々な形で探っていきます。

このプロジェクトは、東京大学丹羽美之研究室と「NNNドキュメント」(事務局:日本テレビ)の共同研究として、2013年よりスタートしました。平成25年度公益信託高橋信三記念放送文化振興基金、2014-2017年度科学研究費補助金(基盤研究(B))「テレビアーカイブに見る戦後日本イメージの形成と変容」(研究代表者:丹羽美之)の助成を受けています。

NNNドキュメントの公式ウェブサイトはこちら
http://www.ntv.co.jp/document