特任助教・研究員


鈴木麻記(SUZUKI MAKI)
 *特任研究員

アジア・太平洋戦争期、漫画家はなぜ自発的に動員されたのか。今までは漫画を対象として、その社会的な位置の変遷に注目することで、戦時期における文化と政治の関係を考察してきました。今後も時期や対象を変えながら、この問題に取り組んでいきたいと思います。またこれまでは既に収集された資料を対象に研究をしてきましたが、今後はそうした資料が収集・保存されていく過程、アーカイブが構築される過程にも注目していきたいと思います。


王楽(WANG LE)
 *特任研究員 

1930年代から終戦にかけて、帝国日本は東アジア地域で視聴覚メディアを通して多民族へ国策宣伝を行っていた。こうした意図的な情報伝達を基本目的とする帝国日本のプロパガンダとメディアに伝達される情報を読み取ることができない非識字者の多文化多民族との矛盾という特徴を踏まえて、博士論文では満洲国農村部で実施された宣撫活動における複数のメディアと活動の相乗効果とそれによる双方向的な「宣撫」概念の形成について実証的に明らかにしている。