博士課程


松本篤(MATSUMOTO ATSUSHI)

近年、「コミュニティ・アーカイブ」と総称される市民参加型のアーカイブ実践が全国各地で萌芽しています。地域文化の記録・記憶を次代に継承することを目的としたこの草の根的実践は、今後ますます注目を集めていくでしょう。このようなローカルなメディア実践は、私たちの「生」をどのように変容させていくのでしょうか?テクノロジーは、ヒトの能力や認識とどのように結びつくのでしょうか?これらの問いに、人類学的な視点から接近していきたいと思います。


森田典子(MORITA NORIKO)

ドキュメンタリーや記録映画といわれるような記録を主軸とした映像表現に関心があり、それらの日本における歴史を研究テーマとしています。修士課程では、戦時期の芸術映画社というプロダクションの製作活動を事例に、日本で「ドキュメンタリー」という方法論が実践されていった過程を考察しました。博士課程では、これらの実践がどのような形で戦後へと展開していったのかを研究していきたいと思います。 


飯田崇雄(IIDA TAKAO)

人はメディアとどう付き合ってきたのか/いるのか、に広く関心があります。博士課程では、1960~70年代に進んだテレビの「カラー化」について、高度消費社会を生み出す一因と位置付けた上で、文化や社会、テレビ自身を含めたさまざまなメディアに与えた変化とその意味を考えたいと思います。インターネット時代を捉える上でも、その基礎となる状況を知る意義は大きいと信じます。新聞記者の経験も生かし、動きながら考えるスタイルで取り組みたいです。


柳志旼(YOO JIMMINE)

広告、特にテレビCMの社会的機能について興味を持っております。修士課程では、テレビCM、なかでも通信キャリアCMを事例に、テレビCMがつくる「家族」とはどのようなものなのか、テレビCMがつくり出す社会像について考察しました。博士課程では、引き続きテレビCMの社会的機能というテーマで、商業広告のみならず公共広告なども視野に入れながら研究を進めていきたいと思います。